防災業務が“回り続ける仕組み”をつくります

多くの防災備蓄サービスは、「備蓄品をそろえる」ことをゴールとしています。
一方で、自治体の防災業務では、備蓄品の管理、更新、配送調整、
関係部門との共有など、平時から継続して行う業務が数多く存在します。
防災BASEは、備蓄「だけ」で終わらせず、防災業務全体が仕組みとして
回り続ける状態を支える防災基盤です。

備蓄管理の属人化を解消し、担当者が交代しても、平時から災害時まで
“動ける防災体制” を支えます。

防災BASEが提供する機能 6つの領域

Service Details サービス紹介

防災BASEは、防災備蓄品の「調達」だけでなく、
管理・更新・配送・災害時の運用までを一体で支える防災基盤です。
自治体職員の実務を前提に、属人化しやすい防災業務を仕組みとして整えます。

01 防災備蓄品の最適調達(計画設計)

食料・飲料水・衛生用品・簡易トイレ・災害対応キットなど、防災備蓄品を想定人数・施設数・地域特性に基づいて設計・調達します。

  • 避難所、庁舎、学校、福祉施設など、施設別の必要量を整理
  • 地域特性(人口構成、気候、立地)を踏まえた品目構成の検討
  • 一律ではなく、自治体ごとの備蓄方針に合わせたカスタム設計

単なる物品購入ではなく、「どこに・何を・どれだけ備えるか」を整理したうえで調達することで、過不足や更新時の混乱を防ぎます。

02 在庫管理・保管の一元化(台帳・期限管理)

防災備蓄品の在庫状況や消費期限を、データで一元管理します。

  • 品目別・拠点別の在庫数量管理
  • ロット単位での消費期限管理とアラート通知
  • 複数拠点(学校・施設・倉庫)の備蓄状況を横断的に把握
  • 自治体倉庫・外部倉庫(委託)いずれにも対応

スプレッドシートや紙台帳に依存した管理から脱却し、担当者が変わっても継続できる備蓄運用を実現します。

03 仕分け・個別配送の支援(年度・繁忙期対応)

自治体で特に負担の大きい、仕分け・配送業務を外部化します。

  • 学校・福祉施設・避難所ごとの小口配送
  • 名簿・拠点情報に基づく個別仕分け
  • 年度末納品、分納、数量調整への対応
  • 拠点数が多い場合でも対応可能な配送体制

「どこに何を届けるか」「数量が合っているか」といった実務負担の大きい工程をまとめて支援することで、職員は本来の防災計画や調整業務に集中できます。

04 更新サイクルの管理(予算・期限連動)

消費期限や使用期限に合わせた計画的な更新運用を支援します。

  • 消費期限に基づく自動更新プランの設計
  • 更新時期を見据えたアラート通知
  • 代替品・後継品の提案

「気づいたら期限切れ」「年度末に慌てて更新」といった状況を防ぎ、予算執行と備蓄管理を両立した運用を可能にします。

05 災害対応インフラ支援(初動対応・モバイル拠点)

災害発生時、自治体の初動対応を止めないための移動型災害対応拠点を提供します。災害対策本部機能や支援者の活動環境を早期に立ち上げることで、初動の遅れによる混乱を最小限に抑えます。

  • 災害対策本部用トレーラーハウス
  • 医療用コンテナ(MOBILE CLINIC)
  • トイレ・シャワートレーラー
  • オーダーメイド型モバイル防災拠点の構築

電源・水・衛生・休息環境を確保することで、初動対応や長期支援を支える現場環境を整えます。平時の訓練や防災イベントでの活用も想定した運用設計が可能です。

06 防災イベント企画・運営(人・組織づくり)

防災イベントや研修は、備蓄や体制を"使える状態で維持するための運用支援"です。住民や職員の防災意識向上につながる啓発・研修・訓練を一体で支援します。

  • 防災フェア・防災啓発イベントの企画・運営
  • 備蓄品展示やワークショップの実施
  • トレーラーハウスやコンテナを活用した体験型展示
  • 子ども向け防災コンテンツ(クイズ・非常食体験など)
  • 職員向け研修(避難所運営、初期対応、BCP研修)
  • AR/VRを活用した防災訓練

単発イベントで終わらせず、訓練・研修・備蓄運用をつなげた"回り続ける防災体制づくり"を支援します。

Case study 防災ソリューション事例紹介

佐川急便をはじめとするSGホールディングスグループでは、
これまで各地の災害において、物資輸送や現地支援などの災害支援活動に取り組んできました。
以下は、その中で佐川アドバンスが関係した支援事例の一例です。
これらの事例は、防災備蓄の調達・管理・配送・運用を一体で支えてきた取り組みの一例です。

事例 ① 複数自治体の防災備蓄品を一元管理し、調達・配送を支援

自治体様が抱えていた課題

人口減少に伴う税収の減少や職員数の減少により、十分な防災備蓄品を確保・管理することが難しい状況でした。
また、備蓄品の管理が煩雑になっており、有事の際に必要な備蓄品を適切に輸送できるかという点にも不安がありました。

取り組み内容

調達からシステム管理までを防災業務として一体で運用しました。

佐川アドバンスの関与

  • 防災備蓄品・救援物資の調達
  • 備蓄物資総合管理センターの運営

事例 ② 避難所でのプライバシー確保に配慮した資材の企画・調達

自治体様が抱えていた課題

能登半島地震の避難所現場を視察した際、避難所においてもプライバシーの確保が重要であることが明らかとなり、新たな対策を講じる必要がありました。

取り組み内容

避難所での使用を想定した屋内用テントについて、自治体の要件を踏まえ、メーカーと連携して仕様を整理・開発。
県内指定の倉庫50カ所へ、合計5,000張を納品しました。

佐川アドバンスの関与

  • メーカーと連携した資材の企画・調達

事例 ③ データを活用した防災備蓄品の在庫・期限管理

取り組み内容

棚卸データを防災備蓄品管理システムへ取り込み、商品ごとの在庫状況や保管場所を可視化。
保管場所のレイアウトマップを作成し、有事の際に備蓄品を円滑に活用できる状態を整備しました。

佐川アドバンスの関与

  • 防災備蓄品管理システム上での在庫・期限管理

事例 ④ 防災備蓄品の調達から県内広域配送までを一体で支援

取り組み内容

多数のサプライヤーの中から条件に適した企業を選定し、防災備蓄品の調達から輸送、保管・梱包までを一体で実施しました。

佐川アドバンスの関与

  • 最適なサプライヤーの選定
  • 調達・配送情報のデータ一元管理

Features 佐川アドバンスが選ばれる理由

  1. 01 防災備蓄の「調達・管理・更新・運用」を、一つの自治体業務として設計できる体制

    防災備蓄品の調達だけで終わらせず、在庫管理や更新サイクル、配送、災害時の運用までを一つの業務として整理・設計できる体制を整えています。

  2. 02 データに基づく一元管理と、自治体業務が回り続ける運用設計

    拠点別・品目別・人数基準での在庫管理や期限管理を、データで一元化することで、自治体業務に即した継続可能な備蓄運用を支えます。

  3. 03 災害時の初動対応までを視野に入れた、防災体制全体への支援

    備蓄管理にとどまらず、トレーラーハウスなどのモバイル拠点を含めた災害時の初動対応環境まで視野に入れた支援が可能です。

  4. 04 平時から有事までを見据え、防災業務が回り続ける体制づくりへの伴走

    備蓄管理や更新だけでなく、防災訓練、研修、啓発イベントなどを通じて、平時から有事までを見据えた防災体制づくりに伴走します。

これらを単体サービスではなく、
一つの防災基盤として提供できる点が、
佐川アドバンスが選ばれる理由です。

Flow 導入までの流れ

防災BASEでは、備蓄状況や運用上の課題整理に自治体様にご関与いただきながら、
その後の管理・調整・改善提案までを、防災業務が回り続ける仕組みとして一連の流れで支援します。

  1. STEP 01 備蓄状況や課題感のヒアリング
  2. STEP 02 備蓄品の管理配送体制など課題を明確化
  3. STEP 03 防災BASEの導入プランとお見積り
  4. STEP 04 品質管理や数量調整など一元管理
  5. STEP 05 状況データ提出備蓄計画や運用改善提案

FAQ よくある質問

導入・運用
について

Q 防災備蓄品の見直しや数量計算だけでも依頼できますか?
A 可能です。既存の備蓄品構成や想定人数をもとに、品目や数量の整理、更新計画の見直しなど、防災業務の一部からでもご相談に対応しています。
Q すでに持っている備蓄品台帳や在庫データは活用できますか?
A 活用できます。既存の備蓄品台帳や在庫データを取り込み、防災BASEでの在庫管理・期限管理・更新管理に反映します。
Q 配送先が多く、学校や施設ごとに分かれていても対応できますか?
A 対応可能です。学校、福祉施設、庁舎など、複数拠点への仕分け・小口配送を想定した運用設計が可能です。
Q 年度末納品や分納など、時期が集中する場合でも対応できますか?
A 対応可能です。年度末需要や分納、数量調整を前提とした体制で対応します。予算執行の条件に応じて、無理のないスケジュールをご提案します。
Q 既存の自治体倉庫を引き続き利用することはできますか?
A 可能です。自治体が保有する倉庫、外部倉庫(委託)のいずれにも対応できます。現在の保管状況を踏まえた運用方法をご提案します。
Q 構想段階でも相談できますか?
A 可能です。防災備蓄の見直しや体制強化を検討している段階でも、情報整理や方向性の整理からご相談いただけます。

提供範囲
対応内容
について

Q システムのみの導入は可能ですか?
A 可能です。すでに備蓄品の調達や保管体制が整っている場合でも、在庫管理・期限管理を中心としたシステム導入のみのご相談が可能です。
Q システム導入には費用がかかりますか?
A 導入条件や規模に応じてご提案しています。一定数の備蓄品をご購入いただくケースでは、費用を抑えた導入が可能な場合があります。
Q 内閣府の防災関連システム(B-PLo)には対応していますか?
A はい、対応しています。防災備蓄品管理に関する情報を、内閣府の防災関連システム(B-PLo)と連携することが可能です。
Q 防災BASEは災害発生時の配送まで行うサービスですか?
A 防災BASEは、主に平時の備蓄管理・運用を支える仕組みです。災害発生時の初動対応を支える体制づくりを目的としており、平時からの備えと運用設計を重視しています。
Q トレーラーハウスやモバイル拠点は購入が前提ですか?
A 導入形態についてはご相談可能です。購入・レンタルなど、自治体の運用方針や想定シーンに応じて、適切な導入方法をご相談いただけます。
Q 防災イベントや研修だけの依頼も可能ですか?
A 可能です。防災イベントや職員向け研修、訓練など、防災BASEの一部機能として個別のご相談にも対応しています。

Contact お問い合わせ

構想段階からご相談いただけます。
現在の備蓄状況や運用上の課題感をお聞かせください。
自治体の防災業務に合わせて、防災BASEの活用方法を整理・設計します。